◆大会運営上の基本方針

大会主催者は、大会運営にあたり、「競技者・大会関係者および観客、一般海水浴客、地域住民・周辺航行船舶などへの安全」を最優先に配慮することを確認する。

◆大会中止に関する主催者権限

大会主催者は、大会運営にあたり下記の権限を保有する。なおその権限は、実行委員長が大会主催者を代表して 執行する。
(1) 大会当日、自然災害などにより競技環境の悪化・十分な安全を確保することが見込めないと判断した場合には、競技が開催される以前あるいは競技中においても競技の内容の変更または中止を決定する権限
(2) 競技規則に違反した競技者に対して、失格・競技の中止を命令する権限
(3) 競技技術の未熟さ・過度の疲労・競技中の事故等の理由で競技続行に支障があると判断した競技者に対して競技の中止を命令する権限

◆競技中止の判断について

大会主催者は、天候悪化・事故等により大会の安全確保ができないと判断した場合は、競技開始以前あるいは競技中に競技を中止することができる。競技者は大会主催者の指示に従い行動しなければならない。なお大会中止に関する判断は、競技開始の120分前迄に以下の判断基準と、大会当日早朝(5時)の横浜地方気象台の予報を参考に、安全委員会の勧告(安全委員長が伝達する)と、大会当日の状況を熟慮し、実行委員長が競技の「実施」および「中止」を決定する。

※大会当日までに、台風の接近等、海上・天候等の状況により、競技を実施することができない恐れがある場合は 大会数日前に中止を決定する場合もある。

◆中止決定に関する判断基準

以下の諸条件を競技中止に関する判断基準とする。判断基準については、当該イベントの運営遂行に関わる専門家で構成される「湘南オープンウォータースイミング安全委員会」により協議し定義する。

●波高:中止―競技者が競技中に目標物を視認できる限界範囲を基準。途中中止―ライフセーバーが競技中に競技者を視認できる限界を基準(波高1.5m程度)
●風力:白波が見え始める程度、またその発生の恐れのある場合(風力3程度)
●水温:22度未満(水温と気温の合計が63度を超えたら熱中症注意を呼び掛ける)(参考)国際水泳連盟(FINA):最低水温16℃
●警報・注意報:地震、津波、台風、雷等の自然災害が発生もしくはそれに準ずる警報が発令された場合
●危険生物:サメ、毒性の強い生物(エイ、くらげなど)が出現した場合
●視界:中止―泳者が競技中に目標物を視認できる限界範囲を基準。途中中止―ライフセーバーが競技中に泳者を視認できる限界範囲を基準


競技規則 〔10km OWS〕

【装 備】
1)参加選手の水着はウェットスーツ・ラバー素材の水着着用不可です。※着用の場合はオープン扱いとします(着順なし)。ただし、実行委員会着用推進ラッシュベストの着用は可能です。
2)参加選手は、スイムブイの着用を必須とします(膨らました状態のレスチューブもスイムブイとして認めます)。※日本選手権トライアルの部での出場の選手の着用は任意といたします。
3)参加選手は、スイムキャップ、ゴーグル、耳栓、鼻栓、腕時計の使用は可能です。
ただし、音楽用イヤホンは緊急時の連絡に支障をきたすため使用することはできません。
4)参加選手は、ワセリン、ラノリンの使用は可能です。
5)参加選手は、上記1)、2)以外で、保温性、浮力、推進力を高めるものを使用することはできません。
6)参加選手は、エネルギー補給の為の栄養物を携帯できますが、必ずゴミは上陸後に捨てるか、エイドステーション担当者にお渡しください。
7)参加選手は腕時計の着用が可能です。ただし、ラバー、プラスティック製のものが好ましいです。

【スタート】
1)指定された時間内に招集場所に入らない場合には、当該参加者は失格となります。
2)エントリー時の申告タイムによるウェーブスタートとします。
3)砂浜から海中へ、複数の競技役員が互いに手を広げながら後ろ(横)歩きで参加者を誘導します。その後に、参加選手が安全に泳ぎ始めるのに十分な水深地点まで到達したら、その地点をスタート地点とします。
4)スタート前は、1分前、30秒前、10秒前、「テイク・ユア・マーク」、スタート時はエアホーンを鳴らします。
5)スタート地点まで誘導した競技役員は、スタートと同時に広げていた手を降ろして体を横にしますので、参加選手はその間を通り抜けて泳ぎ始めてください。

【1㎞チェックポイント】
1)1kmチェックポイントのジャッジは、「1km 20分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いコースフロート」によりコース封鎖を行い、ホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)退水指示を受けた参加選手は、速やかにリタイア者搬送に乗船してください。
3)退水指示を受けた参加選手は、リタイア者として救助監視艇で陸上(腰越漁港)に搬送されますのでその指示に従ってください。

【3kmチェックポイント】
1)3kmチェックポイントのジャッジは、「3km60分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いボード」を掲示してホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)退水指示を受けた参加選手は、速やかにリタイア者搬送船に乗船してください。

【5kmチェックポイント】
1)5kmチェックポイントのジャッジは、「5km100分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いボード」を掲示してホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)5kmに設置された2つのブイ(ゲート)の間を必ず通過してください。(通過できなかった場合は失格となります)
3)退水指示を受けた参加選手は、速やかにリタイア者搬送船に乗船してください。

【7kmチェックポイント】
1)7kmチェックポイントのジャッジは、「7km140分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いボード」を掲示してホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)退水指示を受けた参加選手は、速やかにリタイア者搬送船に乗船してください。

【エイドステーション】
参加選手は、エイドステーション(●給水所は3km・5km・7kmに設置)で水分補給用の飲み物を受け取れますが、その際は競技役員から飲み物の容器を手渡しで受け取り、エイドステーション(ゴムボート)自体に触れて休息をとることが可能です。

【フィニッシュ】
1)砂浜上に置いた計測用マットを踏んだ時点を、正式計時のフィニッシュタイム、着順とします。
※日本選手権トライアルの部の着順判定(1~3位)は水中で行い、タイム計測は陸上に設置された計測マット場となります。
2)砂浜上では、前の参加選手を追い抜いても構いません。

【レース】
1)OWS競技はすべてフリースタイルで行われます。
2)審判長が、当該参加選手の行為がスポーツマンシップに欠けるものと判断した場合には失格となります。

【コース】
1)泳ぐコースは、基本的にはフリーですが、安全管理上、コース上に参加選手から見てブイの外側を泳ぐことを原則とします。(安全管理上運営に支障をきたすくらい著しくコースを外れた場合には失格になります) 参加選手がコースを大きく逸脱した場合には、ライフガードから参加選手に対してコースを修正するよう注意の呼びかけを行いますが、ライフガードが3回目の注意を行った時点で、競技責任者が競技中止の判断を行う事ができるものとします。
2)監視体制は原則として、コースの外側にPWC、その内側にライフガード(レスキューボード)という配置で行います。

【制限時間】
1)スタート後3時間20分を制限時間とし、その時点でコースは閉鎖となりますので、競技続行中の参加者は順次リタイア者搬送船に乗船するようにしてください。
2)フィニッシュ目前で制限時間となる場合には、そのまま最後まで泳いでも構いませんが正式記録の対象にはなりません。なお、参加者をリタイアさせるフィニッシュまで泳がせるかの判断は審判長がします。
3)レース当日の気象や海象の悪化などの理由により、途中中止、または制限時間が繰り上がる場合があります。
4)制限時間になったら、関係する船舶よりエアホーンを鳴らして海上の参加選手に伝達します。

【その他】
1)65歳以上の方は当日、会場に常駐する医師による問診を必ず受けること。

【抗 議】
1)参加選手は、失格処置や着順判定について抗議をすることができます。抗議をする場合には、ゴール後1時間以内に審判長まで金1万円を添えてその旨を告げなければなりません。
2)当該参加選手より抗議を受けた場合には、審判長は速やかに『上訴審判団』を結成し、最終判定を下すものとします。
3)抗議が可決された場合は1万円を返却しますが、否決の場合には没収されます。


競技規則 〔2.5km OWS〕

【装 備】
1)参加選手は、実行委員会着用推進ラッシュベストの着用は可能です。
2)スイムブイ(エマージェンシーフロート)、RESTUBEの使用は認めます。
3)参加者参加選手は、ウェットスーツ、ラバー水着、ラッシュガード、スイムキャップ、ゴーグル、耳栓、鼻栓などの使用は許されますが、音楽用イヤホンは緊急時の連絡に支障をきたすため使用することはできません。
4)参加選手は、ワセリン、ラノリンの使用は可能です。
5)参加選手は、上記2)、3)以外で、保温性、浮力、推進力を高めるものを使用することはできません。
6)参加選手は腕時計の着用が可能です。但し、ラバー、プラスティック製のものが好ましいです。

【スタート】
1)指定された時間内に招集場所に入らない場合には、当該参加者は失格となります。
2)申告タイム別のウェーブスタートとします。
3)泳力に自信のない完泳目的の参加選手は、競技志向の参加選手の後方より余裕を持ってスタートして下さい。
4)砂浜から海中へ、複数の競技役員が互いに手を広げながら後ろ(横)歩きで参加者を誘導します。その後に、参加選手が安全に泳ぎ始めるのに十分な水深地点まで到達したら、その地点をスタート地点とします。
5)スタート前は、1分前、30秒前、10秒前、「テイク・ユア・マーク」、スタート時はエアホーンを鳴らします。
6)スタート地点まで誘導した競技役員は、スタートと同時に広げていた手を降ろして体を横にしますので、参加選手はその間を通り抜けて泳ぎ始めてください。

【1㎞チェックポイント】
1)1kmチェックポイントのジャッジは、「1km 30分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いコースフロート」によりコース封鎖を行い、ホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)退水指示を受けた参加選手は、速やかにリタイア者搬送(水上オートバイ=PWC)に乗船してください。
3)退水指示を受けた参加選手は、リタイア者としてPWCなどの救助監視艇で陸上に搬送されますのでその指示に従ってください。

【フィニッシュ】
1)参加選手が砂浜上に置いた計測用マットを踏んだ時点を、正式計時のフィニッシュタイム、着順とします。
2)砂浜上では、前の参加選手を追い抜いても構いません。

【レース】
1)OWS競技はすべてフリースタイルで行われます。
2)審判長が、当該参加選手の行為がスポーツマンシップに欠けるものと判断した場合には失格となります。

【コース】
1)泳ぐコースは、基本的にはフリーですが、安全管理上、コース上に参加選手から見てブイの外側を泳ぐことを原則とします(安全管理上運営に支障をきたすくらい著しくコースを外れた場合には失格になります)。参加選手がコースを大きく逸脱した場合には、ライフガードから参加選手に対してコースを修正するよう注意の呼びかけを行いますが、ライフガードが3回目の注意を行った時点で、競技責任者が競技中止の判断を行う事ができるものとします。
2)監視体制は原則として、コースの外側にPWC、その内側にライフガード(レスキューボード)という配置で行います。

【制限時間】
1)スタート後1時間30分を制限時間とし、その時点でコースは閉鎖となりますので、競技続行中の参加選手はPWCなどの救助監視艇で陸上に搬送されますのでその指示に従ってください。リタイア者が多い場合には、一時的に停泊しているボートにつかまらせて待機させる場合があります。
2)フィニッシュ目前で制限時間となる場合には、そのまま最後まで泳いでも構いませんが正式記録の対象にはなりません。なお、参加者をリタイアさせるかフィニッシュまで泳がせるかの判断は競技ディレクターがします。
3)レース当日の気象や海象の悪化などの理由により、制限時間が繰り上がる場合があります。
4)制限時間になったら、関係する船舶よりエアホーンを鳴らして海上の参加選手に伝達します。

【その他】
1)65歳以上の方は当日、会場に常駐する医師による問診を必ず受けること。

【抗 議】
1)参加選手は、失格処置や着順判定について抗議をすることができます。抗議をする場合には、ゴール後1時間以内に審判長まで金1万円を添えてその旨を告げなければなりません。
2)当該参加選手より抗議を受けた場合には、審判長は速やかに『上訴審判団』を結成し、最終判定を下すものとします。
3)抗議が可決された場合は1万円を返却しますが、否決の場合には没収されます。


競技規則 〔2.5km フィン〕

【装 備】
1)参加選手は、浮き輪などの使用はできません。ただし、実行委員会着用推奨のラッシュベストの着用は可能です。
2)参加選手は、スノーケル、ウェットスーツ、ラッシュガード、スイムキャップ、ゴーグル、耳栓、鼻栓などの使用は許されますが、音楽用イヤホンは緊急時の連絡に支障をきたすため使用することはできません。
3)スノーケルの使用は任意ですが、使用する場合は長さ430㎜以上480㎜以下、内径15㎜以上23㎜以下とします。
4)参加選手は、ワセリン、ラノリンの使用は可能です。
5)ボンベの使用は認められません。
6)参加選手は腕時計の着用が可能です。ただし、ラバー、プラスティック製のものが好ましいです。

【フィン】
1)モノフィンの大きさは長さ760㎜以内、幅760㎜以内、高さ150㎜以内とします。
2)ビーフィンは店頭市販品とし、独自で作成したビーフィンは使用できません。
3)ゴム素材以外のモノフィンおよびビーフィンは、危険防止の為にフィンのサイドエッジ部分をゴムあるいはテープ等で保護をしてください。
4)スタート受付時に、必ず器材監査所(ナンバリングブース横)にてフィン監査を受けてください。

【スタート】
1)指定された時間内に招集場所に入らない場合には、当該参加者は失格となります。
2)フィンを履いて、波打ち際あるいは海に入り待機します。
3)モノフィン、ビーフィンの順にスタートとなります。
4)モノフィン・ビーフィン共にスタート後20分経過してもスタートできない参加選手は失格となります。
5)モノフィン・ビーフィン共にスタート時の補助は特別な場合を除き認められません。
6)泳力に自信のない完泳目的の参加選手は、競技志向の参加選手の後方より余裕を持ってスタートして下さい。
7)砂浜から海中へ、複数の競技役員が互いに手を広げながら後ろ(横)歩きで参加者を誘導します。その後に、参加選手が安全に泳ぎ始めるのに十分な水深地点まで到達したら、その地点をスタート地点とします。
8)スタート前は、1分前、30秒前、10秒前、以降カウントダウンし、スタート時はエアホーンを鳴らします。
9)スタート地点まで誘導した競技役員は、スタートと同時に広げていた手を降ろして体を横にしますので、参加選手はその間を通り抜けて泳ぎ始めてください。

【1kmチェックポイント】
1)1kmチェックポイントのジャッジは、「1km 30分」の制限時間を過ぎた参加選手に対しては、「赤いコースフロート」によりコース封鎖を行い、ホイッスルを鳴らして退水指示を行います。
2)退水指示を受けた参加者参加選手は、速やかにリタイア者搬送(PWC)に乗船してください。
3)退水指示を受けた参加選手は、リタイア者としてPWCなどの救助監視艇で陸上に搬送されますのでその指示に従ってください。

【フィニッシュ】
1)参加選手が砂浜上に置いた計測用マットを踏んだ時点を、正式計時のゴールタイム、着順とします。
2)砂浜上では、前の参加選手を追い抜いても構いません。
3)退水時にフィンを脱ぎ、計測用マットの場所までフィンを持ち通過して下さい。

【レース】
1)OWS競技はすべてフリースタイルで行われます。
2)審判長が、当該参加選手の行為がスポーツマンシップに欠けるものと判断した場合には失格となります。

【コース】
1)泳ぐコースは、基本的にはフリーですが、安全管理上、コース上に参加選手から見てブイの外側を泳ぐことを原則とします(安全管理上、運営に支障をきたすくらい著しくコースを外れた場合には失格になります)。参加選手がコースを大きく逸脱した場合には、ライフガードから参加選手に対してコースを修正するよう注意の 呼びかけを行いますが、ライフガードが3回目の注意を行った時点で、競技責任者が競技中止の判断を行う事ができるものとします。
2)監視体制は原則として、コースの外側にPWC、その内側にライフガード(レスキューボード)という配置で行います。

【制限時間】
1)スタート後1時間30分を制限時間とし、その時点でコースは閉鎖となりますので、競技続行中の参加選手はPWCなどの救助監視艇で陸上に搬送されますのでその指示に従ってください。
2)リタイア者が多い場合には、一時的に停泊しているボートにつかまらせて待機させる場合があります。
3)フィニッシュ目前で制限時間となる場合には、そのまま最後まで泳いでも構いませんが正式記録の対象にはなりません。なお、参加者をリタイアさせるかフィニッシュまで泳がせるかの判断は競技ディレクターがします。
4)レース当日の気象や海象の悪化などの理由により、制限時間が繰り上がる場合があります。
5)制限時間になったら、関係する船舶よりエアホーンを鳴らして海上の参加選手に伝達します。

【その他】
1)65歳以上の方は当日、会場に常駐する医師による問診を必ず受けること

【抗 議】
1)参加選手は、失格処置や着順判定について抗議をすることができます。抗議をする場合には、ゴール後1時間以内に競技ディレクターまで金1万円を添えてその旨を告げなければなりません。
2)当該参加選手より抗議を受けた場合には、競技ディレクターは速やかに「湘南OWS実行委員会」の実行委員長、競技ディレクター1名、審判長からなる『上訴審判団』を結成し、最終判定を下すものとします。
3)抗議が可決された場合は1万円を返却しますが、否決の場合には没収されます。